【完全ガイド】Macで無料フリッカー除去!AviUtlをWhiskyで動かす方法【所要30分】

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「AviUtlってWindows専用ソフトでしょ?Macじゃ無理では?」

いえ、Macでも使えます! しかも、完全無料でフリッカー除去まで可能です。

この記事では、MacでAviUtlを動かし、フリッカー(ちらつき)除去する方法を超わかりやすく解説します。作業時間はだいたい30分
Macで動画編集しているあなた、今日で悩みを解決しましょう!


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✅ この記事でやること

  • MacにAviUtlを導入する(Whisky使用)
  • フリッカー除去プラグインを入れる
  • 出力時の文字化けや画像サイズエラーの解決法も紹介

目次

  1. AviUtl本体を入手・フォルダ準備
  2. 必須プラグイン①:x264guiEx のダウンロードと導入
  3. 必須プラグイン②:フリッカー除去プラグイン(うえぽん氏作)導入
  4. よくあるミス:プラグイン配置時の注意
  5. Whiskyの導入とAviUtl起動まで
  6. 基本操作参照リンク(後日貼る予定)と音ズレ対策(後日リンク予定)
  7. 画像サイズ3桁制限エラーの解決策
  8. フリッカー除去の実行手順参照リンク
  9. エンコード時の文字化けトラブル対応
  10. まとめ&チェックリスト

1. AviUtl本体を入手・フォルダ準備

  1. 以下のページを開き、AviUtlのインストール手順に従ってダウンロードしてください。
  2. ダウンロード&解凍後、AviUtl本体(aviutl.exe など)が入っているフォルダを1つにまとめます。
    • 以降、このフォルダを「AviUtlフォルダ」と呼びます。

2. 必須プラグイン①:x264guiEx のダウンロードと導入

AviUtlで動画をエンコードするには、x264guiEx プラグインがほぼ不可欠です。
「かんたんmp4出力」でも出力できる場合がありますが、筆者環境ではうまく動かなかったため、昔から使い慣れた x264guiEx を使う手順をそのまま紹介します。

  1. 以下リンクから「rigayaの日記兼メモ帳」の x264guiEx ページへ(検索状態で開く)
  2. 「x264guiEx ?.?? v?」というファイル名が並んでいるはずです。
    • 「?」部分の数値が大きいほど新しいバージョンなので、最も大きい数字のzipファイルを選んでダウンロードしてください。
      • 例:2.22 v1より、3.35 v2の方が新しい。数字部分を4桁数字とみなして比較するとわかりやすいです。例:2221<3352
  3. ダウンロード後、解凍して中身を確認。
  4. MacでAviUtlフォルダに配置する際、同名の「plugins」フォルダなどがあって重複するときは、Finder上でファイルを移動する際に表示される右端の「統合」ボタンを押してください。
    • こうすることで、既存のプラグイン群と衝突せずに統合できます。

3. 必須プラグイン②:フリッカー除去プラグイン導入

フリッカー除去には、うえぽん氏作のフィルタプラグインを用います!

ここでは「60fpsフリッカ軽減」を導入します。

  1. ダウンロード元(例として参照サイト):
  2. ダウンロードしたzipを、Macならダブルクリックで解凍。
    • 解凍後、「flicker60.auf」などのファイルが得られます。
    • 右上に「安全でないファイルが保存されようとしています」といった警告が出る場合もありますが、無視して保存してください。
  3. 解凍して得られた中身のうち、「flicker60.auf」ファイルだけを、AviUtlフォルダ内の「plugin」フォルダにコピー&ペースト。
    • 他のファイル群もまとめて入れても動作しますが、整理のため必要ファイルのみ入れるのがおすすめです。

4. よくあるミス:プラグイン配置時の注意

  • 拡張編集プラグイン(例:Exedit92.zipなど)を導入するとき、zip解凍後に出てくる「Exedit92」というフォルダをフォルダごとAviUtlフォルダに入れるのはNG。
    • 必ず、Exedit92フォルダの中身すべてをAviUtlフォルダ直下に「剥き出し」でコピーしてください。
      ※フォルダごと入れると、AviUtlがプラグインを認識できないようです。

5. Whiskyの導入とAviUtl起動まで

AviUtl(.exe)はWindows専用のため、Macではそのまま動きません。そこで、Windowsアプリを動かせるラッパー「Whisky」を使います。

  1. Whisky公式サイトへ行き、最新版をダウンロード:
  2. ダブルクリックなどでインストールを進めてください。
  3. Whiskyを起動し、「+ Bottleを作成」をクリック。任意の名前(例:「aviutl使いたい」など自由)で新しいボトルを作成。
  4. 作成したボトルを選び、「実行…」ボタンを押して、AviUtlフォルダ内の「AviUtl.exe」を指定して開く。
  5. 初回起動は少し時間がかかる場合がありますが、AviUtlのウィンドウが表示されれば成功!
    • 以降は、WhiskyのボトルからAviUtlを起動することで、Mac上でAviUtlが使えます。

6. 基本操作参照リンク/音ズレ対策(後日リンク予定)


7. 画像サイズ3桁制限エラーの解決策

Mac上のWhisky経由でAviUtlを使うと、プロジェクト作成時に「画像サイズ入力欄が3桁までしか入力できない」という問題が起きる場合があります。以下の手順で回避しましょう。

  1. まず試す:AviUtlの「環境設定」→「システムの設定」
    • 上部にある「最大画像サイズ」の数値を 幅1920/高さ1080 に設定。
    • これで入力可能になればOK。
  2. それでも3桁制限が残る場合:
    • 新規プロジェクト作成時に、入力可能な最大の3桁(例:999×999)で一旦作成。
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  • 上部にある「最大画像サイズ」の数値を 幅1920/高さ1080 に設定。
  • これで入力可能になればOK。

★なお、これでうまくいかない場合、Wine(Whisky内部)のバージョンや互換性問題の可能性もありますが、通常は上記で回避できます。


8. フリッカー除去の実行手順参照リンク

実際にフリッカー除去を実行する方法は、下記などを参考にしてください。プラグインを導入後、フィルタ設定で適用します。

ただ、基本的にはここの「60fpsフリッカ軽減」を押下して、真ん中くらいにバーを移動させれば問題ないです。


9. エンコード時の文字化けトラブル対応

拡張x264出力プラグインを使うとき、出力ウィンドウの表示が崩れて「くちゃくちゃ」に見えることがありますが、手順さえ守れば問題ありません。

  1. メニューから 「プラグイン出力」→「拡張x264出力」 を選び、続いて 「ビデオ圧縮」 をクリック。
  2. ウィンドウ表示が崩れていても大丈夫。右上にある 歯車マーク(プリセット) を押し、「YouTube」 を選択。
  3. さらにプルダウンで上から3番目を選択。
  4. Quality(画質設定)は「23」前後がおすすめ。
    • 数値が小さいほど高画質(ただしファイルサイズ増)。
    • 出力後に気に入らなければ、再度「20」や「18」に設定して再出力。
  5. ポップアップウィンドウが背後に隠れることがあるので、FinderやWhiskyのウィンドウ一覧を駆使して探し、根気よく設定画面を表示させてください。
  6. 設定が完了したら「保存」を押し、出力を実行。文字化けや表示崩れがあっても、正しい設定が反映されれば正常にエンコードされます。

10. まとめ&チェックリスト

以下の作業を順に進めることで、Mac上でAviUtlを動かし、フリッカー除去まで無料で行えます。所要時間は慣れれば約30分程度です。

  1. AviUtl本体をダウンロード・解凍 → フォルダを準備
  2. x264guiEx プラグインをダウンロード(最新版を選ぶ)→ 解凍・AviUtlフォルダへ統合
  3. フリッカー除去プラグイン(flicker60.auf)をダウンロード・解凍→ pluginフォルダへコピー
  4. 拡張編集プラグイン配置時は「フォルダ丸ごと」ではなく中身を剥き出しコピー
  5. Whisky導入 → ボトル作成 → AviUtl.exeを指定して起動確認
  6. (別途)基本操作チュートリアル参照/音ズレ対策設定
  7. 画像サイズ3桁制限は、システム設定で最大画像サイズ変更 or 999×999→設定変更で回避
  8. フリッカー除去は導入したフィルタを適用(参照リンクあり)
  9. エンコード時文字化けはプリセットYouTube→上から3番目→Quality23前後で保存

お知らせ・補足

  • 基本操作や音ズレ対策の詳細は、後日用意する動画・記事リンクを追記予定です。
  • 各種プラグインのバージョンやWhiskyのバージョンは、執筆時点での最新版を使ってください。
  • 万が一エラーが出た場合は、エラーメッセージをメモして検索、またはフォーラム・コミュニティで相談すると早いです。
  • 所要30分はあくまで目安。ダウンロード速度や設定慣れにより前後しますが、落ち着いて丁寧に進めましょう。

最後に

MacでAviUtlを動かしてフリッカー除去まで行うのは、一見ハードルが高そうですが、Whiskyを使った手順をきちんと踏めば無料で実現可能です。
ぜひチャレンジして、動画編集の幅を広げてください。
頑張ってください!

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