模試が終わって、自己採点も終わった…。
そこで満足していませんか? 実は「模試の復習」こそが成績を伸ばす最大のチャンス。
今回は、模試後に絶対やるべき復習法を科目別にまとめました。これをやるかやらないかで、次の模試・本番の得点に大きな差が出ます。
① まずは模試全体の振り返りから
模試の復習で最も大事なのは「現状把握」と「弱点の特定」です。
- 自分の得点と目標点数のギャップを確認
- 科目ごとの点差・時間配分をチェック
- 苦手な単元の洗い出し
特に「何ができなかったのか」を明確にし、その部分に時間と労力を集中させましょう。漠然と全範囲をやり直すのは非効率です。
② 時間配分と解き方を反省
模試は「本番の予行練習」。時間内にどう動けたかをしっかり振り返るべきです。
- 時間配分は適切だったか
- どの問題に時間をかけすぎたか
- 時間制限なしならどこまで解けたか
次回以降、より良い戦略で挑めるよう、「どこで詰まったか」を可視化しておきましょう。
③ 解説を徹底的に読み込む
- まずは答え合わせ
- その後、解説を“全部”読む
- 自分のミスの原因を分析する
- 知識不足?
- 時間切れ?
- 問題の読み間違い?
間違えた問題は、次に解けるようになるまで掘り下げることが大切です。
④ ミスの記録と知識の整理
- ミスの原因はノートに記録
- 解き直し用のノートを作る
- 見返しやすく整理する
「忘れる前に復習」が鉄則です。翌日までには最低一周しましょう。
⑤ 英語の復習法
英語は「知らない単語・表現」をその場で調べるのが重要です。
- 辞書や解説を使って“その場で理解”
- わからない単語をノートに書く必要はナシ(後で時間がかかるため)
- 最初は知らない単語だらけでOK。まずは“知ること”が重要
- 語彙数を自己チェック → ギャップを埋める戦略を立てる
「英語長文ができない」原因は、以下の3つが多いです:
- 単語・文法不足
- 構文理解不足
- 読解スピードの遅さ
原因別に、潰していくのが王道です。
⑥ 数学の復習法
数学は以下の3ステップで復習しましょう:
- 解説を読んで理解
- 解説を見ずに白紙で解き直し
- ミスの原因を細分化して潰す
例えば、
- 計算ミス → 手順を見直す
- 解法ミス → 解法パターンの暗記不足
- 公式の忘れ → 教科書や参考書に戻って確認
模試が記述式であれマーク式であれ、「自分で解ける状態」に持っていくことが重要です。
⑦ 模試結果から戦略を立てる
復習が終わったら、模試のデータを使って今後の戦略を立てましょう。
- どこにどれだけ時間をかけるか
- どの単元を優先するか
- 今後の模試や本番に向けた逆算スケジュールを作る
自分だけで戦略を立てるのが難しいなら、コーチング型の塾や指導者に相談するのも一つの手です。効率よく、無駄なく勉強を進められます。
まとめ:模試は「点数」より「復習」が命!
模試は、ただのテストではなく“成績が伸びるキッカケ”です。
結果に一喜一憂せず、復習から最大限の学びを引き出すこと。これが成功する受験生の共通点です。
🎓 模試後の行動で差がつく!
今回の復習法を参考に、「次の模試」では1ランク上の自分を目指そう。
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