答えやすい質問
大抵、「答えやすい質問=ある程度仮説が立ってる質問」な気がします。「ここまでは分かってて、ここから分からない」「こう思うけど合ってますか」みたいな。まぁそんなに気にせず質問して欲しいですけどね。
- 「この解説の5行目からどうやって6行目にいくのかがわかりません」(数学)
- 「この日本語訳であってますか?」(英語)
- 「どうすればテストで70点取れますか?」(意外と答えやすいと思います。「このページの問題が自力で解けるようになれば、、、」みたいな答えですかね)
などなど。「聞きたいこと」がハッキリしてる点が共通していますね。
何を聞けばいいのかよく分からない
ただ、そもそも「分からないところが分からない」状態の人の方が多いでしょう。一番おすすめなのは「質問文を書き出してみる事」です。慣れている人はタイピングや電子ノートでもいいですが、そうでなければ紙とペンがいいです。
ほぼ
文章が書けた=どこが分からないか分かった
です。ぜひ試してみて欲しいです。
あと、「的外れな質問」は全然okです。「根本的に何か誤解してるな」「そもそも**ってことを知らないっぽいな」とか推測できるという点で情報量があるので。
Q. 「情報量」ってなんぞ?
A. 情報量とエントロピー(東北大学
https://www.mnc.toho-u.ac.jp/v-lab/yobology/entropy/entropy.htm
答えにくい質問
ぶっちゃけ質問してくれる時点でありがたいんですけどね。あまり喋ってくれない・問いかけに答えてくれない生徒さんも多いですからね。塾だけじゃなく部活の外部指導とかでも「あの〜、ちょっと聞きたいんですけど〜」って言ってくれる時点で「あ〜やりやすいわ〜。助かる〜」って思います。
一応、参考のために書いてみますね。
- 「この解答の方法じゃなくてもっと『普通』なやり方ってないんですか?」
→例えば、質問者が「解説どこかに違和感を覚えている」なら、漠然としてはいますが「この辺の文章が読み取れないんですけど、、、」と言ってくれた方が期待している答えが返ってきやすいと思います。ただ、全然別の背景から質問しているかもしれないので回答が難しいですね。リアルタイムで会話できるなら多少okですが、チャットで質問の場合ならちょっと余計に時間がかかっちゃいそうですね。 - よく聞くとそもそも質問じゃない
→嘘だと思うかもしれませんが、本当にたまにあるんですよね。例えば、「この式はどう解くんですか?」は質問ですが、「この式を解くには**が必要だと思うんですが、なんで問題文に書いていないんですか?」は質問というより、指摘(「**が問題文に不足してますよ」という指摘)ですよね。聞く段階では「絶対に**が必要がどうか確定してない」ので、「この式を解くとき**って使いますか?」という質問をした方がスムーズですね。 - 「こう、、ガガッとやるんじゃなくて、クルッとやればいんですよね?」
→擬音は適切・適度に。 - 「こう、、『犯人しか知らない情報』みたいなやつがあるから、『本来出番がなかったやつ』で『出動』するんですよね?」
→「質問者の頭の中でしか定義されてない言葉」が多いと伝わりにくいです。本とかを指差しながらだとありかも。
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