境界知能とかリテラシーについて【生物】

境界知能とかリテラシーについて 大学生用コンテンツ
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最近、境界知能という言葉をちょいちょい耳にします。
境界知能というのは内閣府によると
境界知能と呼ばれるのはおおむねIQ71以上85未満のものであるが,境界知能の知的水準の若者はストレスへの脆弱性が強いことで知られており,軽度知的障害の若者に対する場合と共通の配慮が求められる場合が多いとされている。」
https://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&ved=2ahUKEwjBj4WBzYP4AhVUaN4KHT-vCGoQFnoECAgQAw&url=https%3A%2F%2Fwww8.cao.go.jp%2Fyouth%2Fkenkyu%2Fh19-2%2Fhtml%2F3_2_8.html&usg=AOvVaw0kFWeHS_IAhS341EBH3nxd
とされています。

これを聞いて(なぜか)思い出したのはサツマイモの栽培の話です。
「サツマイモには肥料をやるな」と言われますが、調べてみると、そもそも植物にとって栄養は色々あり、とりあえず3大栄養素と呼ばれる窒素・リン酸・カリウムに関してざっくり言うと、窒素は茎葉が、リン酸は実や花が、カリウムは根が成長するのを助けるそうです。
なので、知っている人は窒素を(ほぼ)含まない肥料をあげたりするそうです。
人間はサツマイモやジャガイモの根っこの部分を食べるので、窒素をやると葉っぱやツルが茂るばかりで根(食べる部分)が育ちにくいそうです。(つるぼけ、と言う)
肥料をやらなくてもサツマイモは痩せた土地でも育ちやすいので、知らずに窒素を含む肥料をやるくらいなら「サツマイモには肥料をやるな」と言った方が分かりやすくていいってことでこの言葉が広まっているのでしょうね。

何が言いたかったかというと、「分かりやすい一言もいいけど、ちゃんと調べると理屈がわかってよりいい結果が出せるよね」ってことです。

この「サツマイモには肥料をやるな」はとりあえず一応は役に立つ情報でしたが、「分かりやすい一言」ばかり求めてしまうと、とんでもない商品や言説に惑わされかねないので気をつけたいです。(まぁ、この記事をここまで読んでいる人はだいぶインテリだと思いますが。)

ちなみにもっと詳しくみると、窒素は植物の細胞をつくるタンパク質や光合成に欠かせない葉緑素(クロロフィル)を作るのに必要な元素(ちなみに化学式を見るのが一目瞭然でおすすめです。Mgマグネシウムも構成要素でした。)で、リン酸はエネルギー代謝(人間も含め、生物の代謝に使われているらしいですね)に関わる元素なので不足すると花の数が減り、開花や結実が遅れたりします。カリウムは植物体内の様々な化学反応を促進します。葉で作られた炭水化物を根に送り、根の張りをよくする効果があるといわれています。

と言うわけでこのような動画を見てほしいです(強引)

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