【本レビュー】土 地球最後のナゾ(著:藤井一至)

化学
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目次

  • 月の砂、火星の土、地球の土壌
  • 12種類の土を探せ!
  • 地球の土の可能性
  • 日本の土と宮沢賢治からの宿題

岩が削れて、砂ができ、腐植(動植物の死体やフンなど)と混じり、「土壌」「土」となる。
(実は定義としては「砂」だけでは「土」ではない。なので月には砂しかない(らしい)ので、月には土はない)(腐植は黒、砂は白、粘土は黄・赤色)

そうした土や砂は海へと流れていき、プレートの流れにのっていき、やがてマグマとなり、噴火し、また岩となる。地球にはこのような循環がある。


土に含まれる粘土は、アルミとケイ素の化合物である。例:猫砂、バーミキュライト
粘土は電化がマイナスなので、栄養分(Kなど)を吸着する。
電化が弱いと吸着できる栄養分の量は減るが、分子間に隙間ができやすく、水をたくさん保持できる。(猫砂など)
バーミキュライトは電化が強く、栄養分を保持できるので、園芸用によく売られている。
上記2つは1つのアルミの層と2つのケイ素の層がセットで構成されているが、カリオン粘土はアルミの層とケイ素の層が1枚ずつがセットで構成されており安定で反応性に乏しく、化粧品のファウンデーションなどに使われている。

ちなみに今(2022/5/4)「砂不足」が叫ばれていたりする。
https://jp.reuters.com/video/watch/idOWjpvCLD9Y5CWYIA3980USY21UAO3

コメント

  1. chika より:

    土ってどこにでもあるけど(都会ではそうでもないけど、、)、どっからやってきてどこに行くのかなって小さい頃思ってました

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