皆さんこんにちは!カサニマロです。
今日は英語の逆接仮定条件に対応する「とはいえ」の表現について勉強してみましょう。
1. 結論!「とはいえ」は英語で○○!!!
結論から言いますと、
「とはいえ」=not because
で表現できます!!
ただし、注意点が2つあります。
2. 使う際の注意点!
1.肯定文では使えない?!
まず、以下の文章をご覧ください。
A man is not great because he knows many things.
これ訳せますか?
正解は、
訳:物知りだからといってその人が偉いわけではない。
となります。
ここでは、「だからといって」に続く後続要素が否定の形になっていることに注目してください。
not becauseの「not」の性質上、後続要素には否定文を持ってこなければなりません。
したがって、「ーーだからといって、○○ではない」という日本語文のカタマリを英語に訳したいときに限って使える表現であるという点には留意が必要です!
2.「とはいえ」にならないこともある!
ここまで、「とはいえ」という逆接仮定条件的な表現は「not because」で表現できると申し上げてきましたが、
すみません、、、例外もあるのです、、
以下の文をご覧ください。
He didn’t attend a meeting because it rained.
訳:雨が降ったので彼は会議に参加しませんでした。
上記の文では「雨が降ったからといって」ではなく、「雨が降ったので」という順接の表現(=理由を表す表現)となっています。
したがって、読解の際には「not becauseは絶対逆接!!」と考えるのではなく、文脈に応じてどちらの訳出が正しいかは吟味が必要です!
コツとしては、逆接仮定条件で用いられるときは、because以下が未来形or現在形のことが多いと考えられます。
一方、because以下が過去形の場合は、順接(確定条件)のように用いられることが多いでしょう。
もちろん、例外もあるのでお気をつけください!
それじゃあ、あでゅー
以下、参考文献ですー
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