会社員の節税【控除って何?】【NISA】

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控除=収入の一部を非課税(税金を払わずにそのまま貰える)にする行為

本記事は、下図の内容や、計算がどう行われているかを理解するための記事です。

この図は、結論というか、まとめ図って感じです。

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表の理解

具体例として年収が300万円の場合についてお話しすると、
年収の300万円のうち、300万円から所得税を払うのではなく100万控除なら、200万に関してだけ所得税を払うって感じです。

控除=収入の一部を非課税(税金を払わずにそのまま貰える)にする行為

あと、実際は控除は年収に対していくらって感じで決まっているので、月収換算があくまで概算です。

給与所得控除とは?

「給与所得控除」の額の決まり方は、以下の表です。

国税局 給与所得控除よりhttps://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1410.htm

例えば、年収500万なら、144万円の「給与所得控除」が認められます。年収300万なら108万円が「給与所得控除」です。

給与所得税額の意味は、なんか「会社員が仕事道具買うのに大体これくらいいるよね」って感じで設定された控除らしいです。
(給与所得控除の意味は?必要性や計算方法を解説
https://jp.indeed.com/career-advice/pay-salary/what-is-salary-income-deduction

個人事業主が対象となる給与所得控除について
https://paytner.co.jp/paytter/freelance/6487/

所得控除とは?

所得控除 = 38万円/年の控除

詳しくいうと
雑損控除医療費控除社会保険料控除、 小規模企業共済等掛金控除生命保険料控除、 地震保険料控除寄附金控除障害者控除寡婦控除ひとり親控除勤労学生控除配偶者控除配偶者特別控除扶養控除基礎控除(←これが38万控除できるやつ)
の総称です。

国税局「所得控除=所得税額を計算するときに各納税者の個人的事情を加味しようとするために設けた制度」
「令和元年分以前の基礎控除の金額は、納税者本人の合計所得金額にかかわらず、一律38万円です。」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1199.htm

社会保険料とは?

病院の料金が3割負担にするために払うやつ(健康保険料)とか、国が提供する介護サービスが1~3割にするために払うやつ(介護保険料)の総称です。

所得税額とは?

所得税額 =(給与 – 控除)✖︎ 所得税

結局なんぼもらえるの?

都内の新卒社員の月収22万円(これが平均値らしい)の場合(ボーナスは一旦無視)なら、
18.3万円です。

年収に対しての課税なので、年1回払えばいいのですが、年度末に「お金使っちゃったので、税金払えません」ってなったら結構つんでる(税金は普通の借金と違って自己破産できないので割とやばい)ので、「毎月だいたいこれくらいあらかじめ徴収しとけばいいよね」って額を会社が勝手に払ってくれてるわけです。(源泉徴収)

ちな、2年目から「住民税」を払うので、手取りは以下のようになります。(月収は都内勤務の2年目の平均)

そんで「ふるさと納税」はこの住民税の払う金額は変わらんけど、その一部を好きな地区に指定して納めることで、その地域の名産品的なやつを御礼としてもらえるってやつです。

ふるさと納税に関するミニQ&A

Q. 「自分の本当のふるさとじゃなくてもいいの?」
A. はい。どこでもいいです。

Q. 「全然地元の特産品じゃないやつあるくね?」
A. 大抵地元の品ですが、そういうパターンあります。(アマギフを返礼品にした自治体があって、話題になってましたね)

NISAを使うとどれくらい変わるの?

結論NISAを使うと 年間1000円✖︎継続年数 くらい得する

よく耳にするNISAですが、手取りの1割くらいってことで、毎月1万積み立てるとします。

この場合、NISAを使うと年間670円くらい多く貰えます。

こう聞くとショボいですが、来年、再来年になると今までの積み重ねがあるので、2年目なら2倍よりちょい多いくらいになるでしょう。(ニィーサの控除気持ち良すぎだろ!!!)

もっと知りたい人へ

NISAに関する細かい情報はこの記事にまとめました。

この記事の内容をめっちゃ短く言ってしまうと、「クレカ積立でポイントがもらえる証券会社で積立NISAの枠で毎月数万円の全世界か米国のインデックスファンドを買おう」って話です。

おまけ

この記事を書くために色々ググっていたら、明らかに別のサイトのコピー記事が結構あったので、ちゃんとまとめつつ、オリジナリティも含めながら書いたこの記事にバリューはあるかなと思い書きました。

このブログでは、ただのコピー記事は僕を含めメンバー全員書かないはずなのでぜひ楽しんでいってください。

小言

控除は嬉しいですが、仕組みが複雑だと面倒なので、ドーンと給料もらって(社会保険料とか税下げてもらって)、必要な道具ドーンと買えば(必要な道具とか自費で買えば)いんじゃねという誰もが1度は思いそうなことを思いましたが、これってどうなんでしょうか。

住民税は住んでるから道路とか公園とかのサブスクって考えれるんすけど、そもそも所得税ってなんなんでしょうね。

散歩気分で病院で湿布や薬を貰って、タンスで余らせるような行為にインセンティブが働かないような仕組みにしてほしいですよね。あと、国立病院はともかく、個人の開業医の医療費も国費で負担してるわけですが、そもそも医師の年収を1000万前後になるような調整があれば、単純に会社員の負担が減るだけでなく「一番テストの点がいいやつが医学部に行き開業医になる問題」も解消されると思ったりしました。

参考

給与所得の必要経費について(四日市市役所)
https://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/contents/1001000000646/index.html

doda大卒の初任給はいくら?最新の傾向や平均額、手取りの算出方法を解説
https://campus.doda.jp/career/job/000089.html#:~:text=厚生労働省の令和,位となっています%E3%80%82

東京都の標準報酬月額表(*1)
https://www.cells.co.jp/hyoujyun/hyoujyunhousyu.php

国税庁令和4年分 源泉徴収税額表(*2)
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/zeigakuhyo2021/02.htm

月収と年収の手取り計算|給与シミュレーション
https://funjob.jp/keisan/gekkyu/

NISAの非課税メリットを実感しよう!【早見表あり】
https://www.tr.mufg.jp/life-shisan/column/03.html

マイナビdoctor(平均年収:勤務医1500万、開業医2700万)
https://doctor.mynavi.jp/column/income_fulltimedoctor/#:~:text=厚生労働省が2021年,万1%2C958円)でした%E3%80%82

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