本に載ってた「数学が解けない時の対処法」まとめ【数学】【得意な人も苦手な人も】

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「そりゃそうだろ」って思うかもしれませんが、やはり全体的に問題を理解し方針を立てる部分の記述が多かったです。

本一覧
「問題をいかにしてとくか」「数学オリンピックチャンピョンの美しい解き方」「数学ができる人の思考法」

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本ごとに載っていた内容まとめ

「問題をいかにしてとくか」

一言:網羅的でボリュームがある

問題を理解

・未知のもの・与えられているもの・条件 は何か
・条件は未知のものを定めるのに十分か
・図を書く。適当な記号が必要なら導入する
・条件の各部を分解

計画を立てる

・似た問題を知っているか
・役に立つ定理を知っているか
・未知のものに注目し、似た問題を思い出す
・似た問題があるなら利用したい。利用するために何か補助要素を導入すべきか。
・問題を言い換えることはできるか
・定義にかえってみる
・簡単な例、より一般的な例、より特殊な例を考える
・とりあえず問題の一部だけ解くことはできないか
・与えられたデータや条件は全て使ったか
・問題に含まれる本質的な概念は考慮したか(「身長を計算したのにマイナスが答えになったらおかしい」みたいな)

計画を実行

・正しく実行できているか確認

振り返る

・確かめ算ができるならする
・結果を違う方法で導けるか

コメント:苦手な人に解答の過程をじっくり教えている印象でした。長いので、見たい部分だけピックアップしてもいいかも。

数学オリンピックチャンピョンの美しい解き方

一言:公理+筆者の思考過程
(できる人の説明ってこんな感じのが多い気がする)

問題を理解する

前提:問題は3つに大別できる

・「〜〜ということを示せ」「〜〜の値を求めよ」問題
命題を証明する、または特定の式をとかなければならない

・「〜〜を求めよ」問題
いくつかの必要条件を満たす何かを見出さなければならない

・「〜〜があるか」問題
命題を証明するか、判例を示さなければならない

本編

・データを理解する
・対象を理解する
・良い表記を選ぶ
・問題を大きく変更する(三角形でなく円ならどうなるか、とか。)
・データを単純化し、活用する

コメント:数学得意な人向けに書いていると思います。(実際、この後本では数学の各論が続く)
「問題理解できたら、後はできるっしょ」みたいな(笑)

数学ができる人の思考法 数学体幹トレーニング60問

例題が多いので、例題を解きながらhow toをみていく感じです。なので、対処法のまとめ本というよりヒント等が多めの問題集って感じでした。具体的な問題を解きながらなので楽しくできそうですね。

問題集の中で書かれているhow toを書いていきます。

「問題は解かれるために存在している」と強く思う(番外編)

必要な心構えであるそうです。

実験で様子を探る

整数問題ならn=1,2,3くらいは代入して計算してみましょう。

シラミツブシで答えを探す

例えば場合分けをしたら、全ての場合を網羅する必要があります。

予想や逆算で目星をつける

「nが3の倍数であることを示せ」なら、n=3mと置いてみますよね。

誘導の意味をしっかり捉える

(1)(2)とあれば、大抵の場合、(1)を上手く利用して(2)を解きます。

よく出てきた内容

さっと並べてみました。

問題を理解

・問題をいかにしてとくか
・数学オリンピックチャンピョンの美しい解き方
などに書かれていました。

未知のもの・与えられているもの・条件 は何か

条件は未知のものを定めるのに十分か

計画を立てる

こちらも多く書かれていました。

前にそれをみたことがないか、or同じ問題を少し違った形で見たことがあるか

計画を実行

振り返る

個人ごと(おまけ)

京大の入試で理系数学8,9割とった知人の意見では、大学受験の数学なら暗記がほぼ全てだそうです。

なので、わからない問題は暗記してない問題・初めて見る問題なので、わからんときはしょうがないからそこで習えばいいそう。

誤解してはいけないのは、ここで言う暗記とは、「個別の問題の解答1行1行を覚える」のではなく、「まず、ここに注目して、この式を使うと、大抵**が導けて、、、」といった解答の骨格の部分を覚えると言うことです。(穴埋め問題とかの暗記とは勝手が違います)

「暗記!」と聞くと、「なんか面倒そう」と思いがちですが、知識量が増えていき、知識のネットワークができてくると、ちょっと違う問題を見た時も「あれ、なんか似てるな」「ああ、ここいじっただけで前に習ったやつと近いからすぐ覚えれろうだな」みたいになりやすいです。なんなら単元が近ければ初めて見る問題でも解けることもあり得ます。

この記事の筆者も数学は得意でしたが、暗記で対応できるというのに同意です。(あまり暗記は好きでありませんでしたが、今思うと割り切った方がよかったでしょう)しかし、確率や整数問題は「実験」(自分でn=1,2,3くらいまで代入して計算結果を見てみる行為の俗称)をしたり、いろいろ試してみれば初見でもなんとかなることも多いように思います。

以上のことを試しても分からない時は???

べんとうさんに聞いてみました。

しょうがないから飛ばす、そして一番最後に見直してみると案外わかる時もある、とのことです。

最後に見ても解けなかったらまぁ、捨てるしかないですね。

あと、もしそのテストが入試でなく学校の定期テストや模試で、なおかつ他の問題は完璧に解けて、1問だけ捨てている状態の場合、暇潰しでテスト時間中に問題を暗記してしまうのもいいかも??????????????

あとはメンタル的には、他の教科で挽回するぞと思うとかですね。

コメント

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